性についてのお話 中学校

名古屋市立神沢中学校で、にんしんSOS性教育事業による講演を実施させていただきました。

先生方と事前に打ち合わせする機会をいただき、赤ちゃん抱っこ体験・妊婦体験という【参加型授業】を計画いたしました。

生徒の皆様には、先生方のご協力のもと、【赤ちゃんの抱っこの方法】や【妊婦ジャケットの着用方法】を、事前に動画で学習していただきました。
その上で、性教育当日に体験していただく方を募っていただきました。

 

【プログラム】所要時間:40分

1.生命の誕生とは

2.赤ちゃんの誕生について

3.赤ちゃん抱っこ体験・妊婦体験

4.からだと心にどんな変化が起きる?

5.自分を大切にする・他の人も大切にする

6.トラブルの予防と対処法


1.生命の誕生 では、『いのちが始まったとき、どれくらいの大きさだったと思いますか?』と問いかけ、配布したワークシートに想像して書いていただきました。

ある方はお友達と相談しながら・・・、ある方は自分で考えながら・・・、積極的にワークシートに取り組んでくださいました。

3.赤ちゃん抱っこ体験・妊婦体験 では、体験を希望された生徒様に、体育館の舞台上で、【赤ちゃん抱っこ体験】や【妊婦体験】をしていただきました。

見学者の生徒さんは、体験者の生徒さんが、やさしく声をかけながら赤ちゃんを抱っこする姿、妊婦体験のミッションにチャレンジする姿を、真剣に、そして温かい眼差しでご覧になっておられました。

『(赤ちゃんは)小さいけど重い』、『(妊婦さんだと)こうやって起き上がると、けっこうキッツイ・・・』などの感想を発表していただき、皆で共有しました。

体験している方の様子をご覧になっていた生徒さんも、感じたことを思い思いにワークシートに記入されていました。

体験の最後に、養護教諭の先生が、ご自身の体験をお話して下さいました。

生徒の皆さんが、それを真剣に聞いている様子が印象的でした。

 

体験終了後、見学者の皆様から体験者の方へ贈られた盛大な拍手、体験する生徒さんを温かくサポートされる先生方のお姿に、思わずホッコリした気持ちになりました。

 

生徒の皆さんは、神沢中学校という素晴らしい学校の中で、今回の講演で学んだ知識を、自分のこととして考え、迷ったとき、困った時に、試行錯誤しながら、自分なりの答えを見つけていってくださることでしょう。
『自分らしく、ありのまま、幸せに生きていく』ために、ぜひ、これからも、性についての学びを深めていっていただけたら・・・と願っております。