卒乳に向けてのケアプラン

母乳を与えることを終える方法

 

毎日の授乳

おつかれさまです

母乳育児は

赤ちゃんとお母さんの共同作業ですので

母乳育児を終えることを決めるのは

ママと赤ちゃんです


乳房の状態は?

断乳後のおっぱいは

赤ちゃんが飲まなくなったことで

急ブレーキがかかった状態です

やめる前に

頻回に赤ちゃんが飲んでいたおっぱいは

スピードの速い車

回数が少なくなっていたおっぱいは

スピードがゆっくりの車

スピードによって

急ブレーキをかけた後

停止するまでの距離と衝撃が違うように

授乳の頻度によって状態が異なります

急ブレーキをかけてから

止まるまでの間に

途中でタイヤがパンクしたら

修理が必要です

おっぱいも同じで

専門家のケアが必要となります

そうではないなら自然に止まります

急激に飲ませなくなるのか

徐々に減らしていく予定かによって

卒乳に向けて計画をたてましょう

復帰に向けて

仕事復帰のために

授乳をやめようと考えられている場合

赤ちゃんとママが

新しい生活に慣れて

落ち着くまでは

昼間搾乳

赤ちゃんと一緒に過ごす時は

授乳という形で

授乳の継続は可能です

授乳を終える前に・・・

授乳を終える前には

お子さんに

言い聞かせてあげてください

赤ちゃんによっては

夜になると泣き続ける場合もあるので

授乳を終える日は

週末などパパや家族のサポート

(泣き続ける赤ちゃんの抱っこなど)

がある日を選び

「授乳を終えること」について

周囲に説明し

理解を得るようにしてもらいましょう

もちろん助産師も頼ってくださいね

 

赤ちゃんとママの体調が優先です

真冬は風邪・インフルエンザ・嘔吐下痢症などを発症しやすく

真夏は脱水を起こしやすいので

やめる季節も配慮しましょう。

 

そして 最後に…

授乳を終える決断をしたとしても

再開することも選択肢においてよいことを頭の片隅に・・・