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そんな時、まずはお気軽にお問い合わせください(無料)。

「これって乳腺炎?!」と思ったら、どうすればいいですか?

まずは、赤ちゃんに直接授乳をして、母乳を飲みとってもらいましょう。

 

しばしば、母乳の滞りが乳腺炎を引き起こす原因となるため、早いうちに母乳の滞りを解消することがとても重要です。

そうすることで、乳腺炎への進行を防ぐことができます

 

痛みが強かったり、赤ちゃんが嫌がったりして、いつものように授乳できないことがあります。

そのような場合、搾乳も有効です。

ご自身による搾乳で十分に乳汁の滞りが軽減されない場合には、助産師による搾乳や乳房マッサージのケアを受けることをご提案いたします。

 

 

【受診の目安】

◆助産師

  • 気になる、お辛いと感じられたら、いつでもご連絡ください。その時の状態に合わせて、ケアをさせていただきます
  • ただし、状態によっては、助産師のケアと共に、医療機関を受診していただく必要があります。

 

◆医師

  • 乳房の一部にしこりや発赤・痛みがあり、十分な授乳や搾乳しているにもかかわらず、24時間たっても症状の改善が認められない場合
  • 発熱、悪寒、体の痛みなど、インフルエンザのような症状を認める場合など

 

乳腺炎はどのような症状ですか?

圧痛、熱感、腫脹のある局所的な乳房の病変で、38.5度以上の発熱、悪寒、インフルエンザ様の体の痛みおよび全身症状を伴うものです。

乳腺に起こった炎症ですが、必ずしも細菌感染を伴うものではありません。

乳腺炎になってしまいました。乳房マッサージが必要ですか?

いいえ。

 

母乳の滞りが乳腺炎を引き起こす原因となるため、早いうちに母乳の滞りを解消することがとても重要です

適切なポジショニング(授乳姿勢)とラッチオン(吸いつかせ方)で、これまで以上に頻回に授乳することが大切になります。

 

痛みのない心地よい乳房マッサージは、滞った乳汁の除去や、「触れるケア」として癒しの効果があります。

どうして乳腺炎になるの?

乳腺炎になる主な要因は、乳汁のうっ滞(母乳の滞り)と感染です。

 

★乳腺炎の主な原因

乳房が圧迫されている(きついブラジャー、シートベルト、抱っこ紐)

乳頭上の白斑、乳管口や乳管の閉塞 

乳頭の損傷

母乳が滞っている。

 

 滞りやすいとき➡

  • 頻回授乳をしていた時期から、夜間長時間眠るようになる時期
  • 赤ちゃんが、周囲の様子に関心を向けるようになり、授乳に集中できない時期
  • 離乳食が開始され、授乳が減る時期
  • 急に哺乳しなくなる母乳ストライキ
  • 乳歯の萌出、乳頭を噛むことによって乳頭損傷が起こる
  • 保育園に通園するようになり、授乳回数が減少する
  • 授乳終了に向けて授乳回数を減らした