話し方・伝え方を学ぶ際にお勧めの絵本をご紹介します。
ご自身の経験を交えながら書かれているテーマが多くあるのですが、ぐっと読み手に近づき寄り添いながら、伝えようとしてくださっている感じがします。
そのような姿勢で藤井さんが発する言葉は、深く心に響きますし、”自分ごと”として考えやすくなりました。
#言葉選び
#言葉は心
#言葉の言い換え
#言葉を選ぶ力
#伝える力は生きる力
内容はもちろん、あとがきの斎藤孝先生の言葉が大変勉強になります。
あれほど短い言葉で重要な内容を伝えられること、素晴らしいと思います。
📖言葉にする習慣
コピーライター さわらぎ寛子
(本文より引用)
□言葉の「まとめ方」「伝え方」を考えることは、テクニックではなく、相手が大切にしているものを大切にする行為そのものです。
□言葉にする習慣は、自分と相手の、言葉にならない思いに目を向けること。
この本は、相手を想い、自分の想いを相手にどう伝えるかということについてのヒントがたくさんつまった本です。
さわらぎ寛子先生の『言葉にする先にある宝物』という言葉が、大変好きです。
📖感情は、すぐに脳をジャックする
なんといっても、そのタイトルに強烈なインパクトがあります。
ネガティブ感情、ポジティブ感情に関して、ひとつの感情にテーマを絞って、考察を深められており、大変興味深く拝見いたしました。
何より、著者のお三方の談義というスタイルで、考察を深められているスタイルが、とても好きです。
なぜなら、私は、人との関わりの中で、自分の気持ちに向き合い、自分なりの答えを見つけていくということを、とても大切に考えているからです。
📖10歳から考える 伝える言葉
⭐️相手のことを大切に思う気持ちが、何より重要
⭐️相手の気持ちを考えるには、【多様性の理解】が大切
1対1の場面でお話することが多いので、性教育講演で多くの方に向けて言葉を届けることの難しさを、日々感じています。
💜『優しさをともなって話すとは、いま一番困っている人に照準を合わせて話すこと!』(本文p43より)
この言葉を読んで、ハッとしました。
💜📖『おわりに』が、とても素敵です。読者の気持ちに寄り添い、心をこめて丁寧に想いを伝えておられる根幹には、その人の幸せを、心から願う藤井さんの暖かさがあるように感じました。
【本棚1】人とのつながりの温かさを感じる本
【本棚2】性についてのお話で紹介する本
【本棚3】赤ちゃんの絵本
【本棚5】音楽の紹介~心を育む子育て~
【本棚6】子育ての傍らに置いていただきたい本
【本棚7】生と死について感じる本
【本棚8】「好き」についての本