近年、日本でも、包括的セクシャリティ教育が広く知られるようになり、0歳からの性教育が重要視されています。
包括的セクシャリティ教育には、妊娠や出産、避妊、性感染症、自分の体について知ること、性被害に遭わないために注意すること、自分や他の人へのrespect、性的同意、セクシャリティ、多様な性、ネットリテラシーなどの幅広い分野がテーマが含まれています。
心あたたまる体験や心地よい体験は、性や人権に関わる教育の根本となるものです。
ぜひ生まれた時から、赤ちゃんとの日々の関りを通して、性教育に取り組んでいきたいものです。
包括的セクシャリティ教育についてのお話をさせていただくことを通して、皆さんが、「いのちの大切さ」や「ありのままの自分であることの尊さ」を感じ、周りの人を大切にしながら、自分らしく生きるお手伝いが出来たら幸いです。
お子様たちをrespectし、助産師として、包括的セクシャリティ教育をどう伝えていくか・・・ということが、生涯の課題であると考えております。