はい。ぜひお問い合わせください。
妊娠中から何らかの要因で母乳育児をできない方、出産後に何らかの要因で母乳育児をできない方、また母乳育児を希望されない方のケアを行うことも、大変大切だと考えております。
お困りのこと、ご心配なことなどございましたら、どうぞお気軽にお問いあわせください。
はい。ご相談いただけます。
母乳育児、お疲れ様です。
きっと、今も、お子様のことを想い、考えを巡らされていることと思います。
母乳を与えることをやめる方法(卒乳・断乳)、その後のしこりや夜泣き等について、ママそして赤ちゃんにとって、一番良い方を見つけるお手伝いをさせていただけたら幸いです。
白斑、乳栓、乳口炎(乳房にしこりを伴うことが多いです)、乳頭炎といわれるものです。
症状がないこともありますが、チクチク痛む、授乳時に激しい痛みを伴うということもあります。
白い塊だけでなく、角層下に水泡(水ぶくれ)ができることもあります。
白斑は、乳頭の皮膚に負担(余分な圧力)がかかることによって生じます。
そのため、負担のかかっている授乳方法を見直し、適切なポジショニング&ラッチオンを身につけることがとても大切です。
白斑ができている場合、一時的な乳房マッサージを受けて、つまりを取り除いたり、乳房のしこりを取り除くだけでは、白斑は良くなりません!!
たとえ、一時的に栓が取れても、負担のかかっている授乳方法自体を見直さなくては、白斑が再発する可能性が高いのです。
また、乳口炎や乳頭炎の菌がうっ滞した乳汁に入ることで、乳腺炎につながるので、注意が必要です。
乳房は、母乳を作る乳腺組織と、脂肪組織からできていています。
乳腺で作られた母乳は、乳管を通って乳頭にある乳管口から外に排出されます。
乳管口や乳管はつながっているので、乳口炎や乳頭炎の菌がうっ滞した乳汁に入ることで、乳腺炎につながりやすいのです。
白斑ができてしまったときは、痛みがない段階で、ぜび助産師のケアを受けてください。
白斑は、取るものではなく、治していくものです。
「乳房マッサージ後に無くなる」というケースばかりではありません。
白斑はすぐに取れることもありますが、治癒に数週間から1か月かかることも。
乳頭を傷つけないように気を付けながら、根気よく治していくことが大切なのです。
お子さんが直接おっぱいを吸ってくれない、大泣きしているご様子を目にすることは、とても胸が痛みます。
直接授乳が上手くいくための方法を、いくつかご紹介いたします。
・手を口元に運ぶ
・手足をぎゅっと握りしめる
・舌を出す
・おっぱいを吸うような口の動きをする
・口をパクパクさせおっぱいを探すような動きをする
・「クー」「ハー」などの柔らかい声を出す
試してみたけど、難しいときは・・・。
下記のFAQ『赤ちゃんが直接おっぱいを吸ってくれなくて・・・』も合わせてご覧ください。
赤ちゃんが直接おっぱいを吸ってくれない。
そんな時、
色々試したけど、なかなか上手くいかない・・・。
赤ちゃんが泣く姿を見ると、とても胸が痛む・・・。
胸は痛むし・・・。
など、いろいろなお気持ちを抱えておられる状況かと思います。
赤ちゃんが直接おっぱいを吸うことが難しいときには、下記のような理由があります。
【直接授乳困難に陥りやすい状態】
〈お母様側の要因〉
〈お子様側の要因〉
当院では、お母様側・お子様側のどちらの要因により、直接授乳困難に陥っているのかを明らかにし、段階的に対応方法をご相談していきます。
STEP1
①乳汁分泌が十分でなくお子様が嫌がる場合
②または陥没乳頭や乳瘤などで吸えない場合
⇩
直接授乳を無理強いしません。
(お子様が嫌がる反応を目にすると、拒絶されているように感じてしまいますよね)
搾母乳と並行させながらケアを続け、直接授乳を急がず、効果的に直接授乳できる状態になるまで、経過を見守っていきます。
個人差がありますが、1か月ほどで直接授乳が可能となる事が多いです。
①乳汁分泌が十分でない場合
②陥没乳頭や乳瘤などで吸えない場合
STEP2
お手伝いする中で、ご自身で直接授乳ができるよう見守っていきます。
➡産後入院(日帰り・1泊)も有効です。
数日間ですぐに上手くいくことが難しく、気長に取り組む場合もあります。
母乳育児は、ママと赤ちゃんの相互の関係性のもとで成り立っています。
試行錯誤しながら一進一退の日々を送ることもあります。
ですから、母乳育児に対するお気持ちが、ご相談当初のお気持ちから変化していくこともあるでしょうし、ママや赤ちゃんの状況によっては、ご希望を変えていかざるを得ないこともあるでしょう。
ママのお気持ちに寄り添いながら、お子様のご様子を拝見させていただきながら、『こうしてよかった』『こうすことで納得できる』などと、最終的に笑顔でお話できたらなと思い、お手伝いさせていただいております。