同朋高等学校授業のお手伝い

この度、愛知県助産師会の派遣事業として、同朋高等学校の養護教諭の先生からご依頼があった『ヒトの命が誕生するということについて』という授業のお手伝いをさせていただきました。
参加された生徒の皆様は、終始、真剣に聞き入っておられ、その姿に感慨深さを感じた保護者もみえました。
内容を構成する段階で、“まとめ”として今回のねらいを参加者に明確な言葉で伝えるか否かということについて、先生方と話し合いました。
“高校生だからぜひ自ら感じ取ってほしい・考えてほしい”という先生方のご意見から、主催者側が伝えたいことを明確に言葉にはせず、終了しました。
事後の感想文では、「命を大切に生きていこう」、「両親・パートナー・妊婦への思いやり」、「両親、とりわけ母への感謝」など、様々な思いが綴られており、皆それぞれの視点から「ヒトの命が誕生するということ」について見つめていたということがよく分かりました。
命の授業は、生徒の皆様にとって“普段なかなかできない経験”であったようです。
とりわけ、よく知っている先生方のお腹にいる赤ちゃんのエコー映像を目にしたり、児心音を聞いたり、赤ちゃんのことを話す先生方の様子に触れることにより、今回の授業がより一層意義深い経験となったのではないかと感じました。
生徒の中には、”言葉にできない思い“、”不思議な気持ち“を抱かれた方々もおり、今後、自分を見つめる中でぜひ想いを育んでいっていただけたら・・・と思いました。
この度は、このような機会をいただき、まことに幸いでした。
素敵なご縁に感謝申し上げます。